2017年5月25日(木)午後11:17放送
スゴくて変だよ”ホモ・サピエンス”


北京原人やジャワ原人、ネアンデルタール人。教科書で聞き覚えのある「原人」の名前。人間はかつて、世界各地で猿から原人に進化して、ネアンデルタール人はヨーロッパの白人に、北京原人はアジア人になった。そんな風に思ってはいないだろうか?
しかし最近のDNA分析で実は、全世界の人類のルーツはたった1つ。アフリカで生まれた『ホモ・サピエンス』であり、『ホモ・サピエンス』が海を渡って全世界に進出。各地で生まれた北京原人やジャワ原人らを駆逐して繁栄し、現代人につながっていることが分かった。
これまで、人類が他の動物と違ったのは「火」を使い、「道具」を使ったこと、とよく言われてきたが、火の使用も道具の使用も、ホモ・サピエンスだけではなく、他の原人たちもやっていたこと…
ではなぜ、「ホモ・サピエンス」だけが生き残り、現代の繁栄につながったのか?
実はそこには、「ホモ・サピエンス」しか持ち得ない思考力の発見=「認知革命」が起こったからなのだという。
人間は認知革命によって「架空のものを想像し、虚構を信じる」力を得た。
これがいったい、人類の何を変えたのか?

5万年という長い人類の歴史を、コンパクトに1時間にまとめます。